注目を集める世界の女性ラッパーたち PART 1

February 18, 2021 Rachel Tu

ヒップホップの世界的なトレンドを牽引しているのがアメリカであるということは、誰もが認めるところだが、2020年に特筆すべきトレンドは有名男性アーティストに頼らない独立した女性アーティストたちがスターとしての活躍を見せたことだろう。

もしかすると(または願わくば)女性蔑視の文化が後退してきたのかもしれない。また、彼女たちの才能が否定できないほど素晴らしかったのかもしれない。音楽業界全体が、より公平なやり方で表現をする時代が来たと判断したのかもしれない。あるいは、Lil KimやMissy Elliottのような革新的なアーティストが再評価されるようになったのかもしれない。

いずれにせよ、現在の米ラップ界を席巻しているのはCardi BとMegan Thee Stallionだ。さらに2020年はCity GirlsやFlo Milliらの大躍進があり、2021年はTierra WhackやBabyxsosaらの新進気鋭アーティストの新作が期待されている。

本記事では世界中で注目されているラップ界の女性たちを紹介しよう。  

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日本 日本語/韓国語/英語の3ヶ国語を操る ちゃんみな の活躍の場は、2021年には全世界へと広がることになるだろう。2020年にリリースされたEP「Angel」は、Jhene AikoやAriana Grandeのような官能的ポップソングさはあるものの、彼女自身の独特なクールな雰囲気を放っている。さらに「Very Nice to Meet You 」ではよりレイドバックな側面も見せている。   Rachel WatashigaとMamiko Suzukiによる女性デュオChelmicoはヒップホップの王道を歩んでいるようだ。伝統を重んじる彼女たちだが、M-Floとのコラボレーション曲「Run Always」ではEDMへのアプローチといった新たな音楽への挑戦も見せてくれる。  

イギリス サウスイーストロンドン出身のEnnyは、J. Coleの歌詞やMissy Elliotのダンスにインスパイアされラップを始めたが、次第にダンスよりも楽曲制作に惹かれていったようだ。「Peng Black Girls 」はイギリスでマイナーヒットした曲で、黒人のエンパワーメントを訴えた楽曲となっている。   サウスロンドンを拠点にするナイジェリア系イギリス人のShayboのラップは、ラフでありながらタフ。そのアグレッシブなスタイルはバラエティに富んでおり、アフロビートからの影響が大きいミニマルな トラック「Dobale」の完成度はズバ抜けている。  

ナイジェリア 絶好調のベテランラッパーPhlowが、気ままにスタジオ録音したEPがこの「Marmalade」。「Cheque」は彼女の魅力を持て余すことなく見せており、そのダンサンブルなサウンドは彼女自身のラップの血統を証明している。これぞクイーンのヴァイヴ。   この数年シーンから離れていたもう一人のベテランラッパーEva Alordiahは、この「Friend Or Foe」でトップに返り咲いた。Kendrick Lamarにインスパイアされた彼女のフロウからは目が離せない。  

ブラジル 服飾デザイナーでもあるTássia Reisは新進気鋭ラッパーであり、エモーショナルなR&Bでクラブ受けもする「Dollar Euro 」のようなトラックを得意としている。   Clara Limaはまさにラップをするために生まれてきたような女性。現在のヒップホップで失われかけているバトルラップの出身だが、楽曲制作にも長けている。「Amarok」では自己のスタイルをトーンダウンしているようにも聞こえるが、エッジを効かせることも忘れてはいない。

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